2002年度

練馬区・東京都合同総合防災訓練

帰宅困難者対策訓練(案)

1.趣 旨
 大都市災害対策を考える時、最重要課題の一つに、交通機関の寸断により発生する帰宅困難者への対応があり、その数は東京都直下型地震の被害想定において370万人を越えるといわれている。都心に通勤・通学している市民にとって通勤先・通学先での大災害、特に大地震は陸の孤島に取り残されたことを意味する。「この先の道路はどうなっているのか?自宅の被害はどの程度なのか?家族の安否は?」一刻も早く収集したい情報を得られない帰宅困難者に対して、誰がどのように有益な情報を発信できるか、安全な帰宅経路などの情報を入手するか、また、いわゆるAIDSTATIONをどのように設置するのかなど、取らなければならない対策は数多く残されている。
 都や市区町村はこれら帰宅困難者に対する対応策を、行政施設や公的資源を利用しながら進めている。しかし、膨大な数になると想定されている帰宅困難者に対する対応は、都や市区町村が持っている資源だけで対応するには限界がある。
 そこで、東京災害ボランティアネットワークは広く市民・企業・行政・関係各機関に呼びかけ、2002年度の9.1練馬区・東京都総合防災訓練において、市区町村の枠を超え、行政施設や公的資源だけでなく、宗教施設や企業等が持つさまざまな「社会的資源」を利用しながら、帰宅困難者への情報発信訓練を含めた徒歩帰宅訓練を実施する。

2.日 時
 2002年9月1日(日)AM8:00〜12:30
 徒歩訓練はAM8:30に集合、AM8:45出発AM11:30光が丘会場到着(予定)。

3.会 場  東京都内:新宿区〜中野区〜豊島区〜練馬区の主要道路

4.主 催  東京災害ボランティアネットワーク、東京都、練馬区(予定)

5.内 容
■徒歩帰宅訓練(2経路を予定)
@ 新宿区立落合五小〜山手通〜新目白通(豊玉陸橋AIDSTATION)〜練馬区立南町小学校(帰宅困難者受入訓練)〜豊島園通〜練馬区立練馬小(AID STATION)〜光が丘公園訓練会場
A 1池袋駅西口〜要町駅〜山手通〜目白通〜落合南長崎駅〜練馬駅〜(同上)
  2池袋駅西口〜要町駅〜千川駅〜小竹向原〜環七〜目白通〜練馬駅〜(同上)
(池袋出発は上記2コース中、1コースを予定) 注:豊島園駅からの輸送支援参加者は豊島園駅から光が丘駅まで地下鉄大江戸線を警察の誘導のもと利用、光が丘駅から会場までは再び徒歩

■AID STATION設置訓練
 主要道路沿いに2〜3のAID STATIONの設置を予定 ・宗教施設・企業の持つ資源を利用する予定ですが、調整中です。

■帰宅困難者による情報収集・発信訓練
 ・MCA無線を使った情報収集・発信訓練→生協のMCA無線を使用予定
 ・携帯電話を使った情報収集・発信訓練→NTTと調整中 <都の方はNTTドコモ携帯電話所有者に安否確認訓練(メール情報)参加を呼びかけている>
 ・NTTの災害伝言ダイヤル171を利用した擬似家族安否確認訓練

■宿泊訓練(徒歩訓練の前日)
 日時:8月31日(土) 19:00〜明朝  場所:新宿区立落合第五小学校(予定) (落合五小でない場合は新宿区内の別の小中学校を予定) 内容:プライバシー保護訓練:ダンボールを使って個人スペースを作る 宿泊訓練 :災害時避難所として使用される小学校に宿泊する

6.参加人数
■徒歩訓練:落合五小出発 160人前後
 東京都の公募+帰宅難民の会 60人
 東災ボ側から100人を予定  :池袋出発 50人前後 東災ボ側から50人を予定

■宿泊訓練:100人前後を予定(東災ボのみ)

 会員団体の参加者を募集しております。詳細はまだ確定していませんが、参加希望の方は以下のメールによりご連絡ください。

当日の様子

東京災害ボランティアネットワーク
事務局長:上原泰男 〒162‐0823
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東京ボランティア・市民活動センター気付
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